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乳酸菌・ビフィズス菌の基礎知識「腸内フローラからの贈り物／ホルモン」

乳酸菌優勢の腸内フローラは、生体防御に有効に働くほか、いろいろな形で私たちの健康増進に働いてくれます。

それはまるで間借り人が、棲むところを提供している宿主に、毎月「家賃」を払う関係に似ています。腸内細菌たちも、人体との共生を成立させるために、いろいろ気をつかっているわけです。

腸内細菌たちが、私たちにどのような「家賃」を支払ってくれているのかを紹介してみましょう。

３．ホルモンをつくってくれる

体の働きというのは実にうまく調整されていて、必要に応じて血管を収縮させたり拡張させたり、あるいは体温を上げたり下げたり、神経を興奮させたり鎮めたりと、微妙なバランスをとりながら健康を保っています。

こうした体の機能の調整に働いているのが、ホルモンです。

ホルモンは、ビタミンのように食物からとらなくても、体の中にある分泌腺から必要な分だけつくられますが、何らかの原因で分泌量が低下してしまうと、その働きが重要なだけに、体に大きなダメージをあたえます。

腸内フローラは、ホルモンの合成にも関わっていると考えられています。

腸内細菌をもつマウスと無菌マウスをくらべた実験では、無菌マウスのほうがホルモンをつくる能力が低いことが明らかにされています。

そして腸内細菌をもつマウスの糞便に含まれているホルモンのいくつかが、無菌マウスの糞便中にはないこともわかっているのです。

また、試験管内の実験では、女性ホルモンをつくりだす腸内細菌がいることも明らかになっています。

参考になさってください。

さて、免疫システムを健康な状態に維持してくれるのが、乳酸菌やビフィズス菌に代表される「善玉菌」です。

善玉菌の力を借りながら免疫機能を元気にさせ、便秘を解消し、健康的で充実した日々を送りたいものですね。

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管理人からのコメント

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中身は普通サイズのカプセルです。同封されている冊子に「いつお飲みいただいても結構ですが、善玉菌が胃酸の影響を受けやすい空腹時は避けることをおすすめしています。」とあります。

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カスピ海ヨーグルトの乳酸菌（クレモリス菌ＦＣ株）が入っているとのことで、「カスピ海ヨーグルトって懐かしい！」と思いました。参考にしてみてください。

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